top of page

第1回
認知心理学とは
 
今日の内容
 講義の進め方
 認知心理学とは


授業の目的 「認知」とはどのような心のはたらきか?
知覚
注意
記憶
思考

「認知」を、どのようにしたら理解できるか?
研究の方法

「認知」の心理学と日常生活
見落とし,間違い
ものを憶える,忘れる
意思決定をせまられる
問題を解決しなければ・・・

どのようにすれば,適応できるか?


講義の位置づけ
認定心理士との関連
    選択科目 3領域4単位以上
 d. 知覚心理学、学習心理学 のひとつ

高等学校「公民」

テキスト: 
 高野陽太郎2013 認知心理学 放送大学
 
予習箇所を指定するので,必ず購入すること
 
参考書:随時紹介

成績評価、テキスト等 講義への参加の程度(40%)
指定した課題(レポート、実験参加 10%)
期末試験(前期、後期 50%)
リアクションペーパー 提出によって出席と見なす
授業中にしていた課題を回答

「授業への積極的な参加」を重視
「授業の感想,意見,質問」
「未記入」か「未記入と同様」と見なせる場合には,出席したとは見なさない


予習と復習 その日の復習
リアクションペーパーで整理
指定された参考書を復習

次回の予習
次回への課題として指定
次の授業中に質問

 


認知心理学とは
 基礎と実践
 実践的な心理学研究をあげなさい

認知と認識
 認知心理学のテーマは知的な活動のみか
 知覚,記憶,思考
 知情意の認知心理学 

研究例
 立体的な世界の知覚 

目撃証言
 目撃証言に信憑性
なぜ,裁判で事実と異なることを証言したのか

 記憶のはたらきの問題


認知心理学における「こころ」の説明
認知心理学以前
 精神活動をどのように理解しようとしたか
脳の説明  
「概念装置」(説明の枠組み)が困難

行動主義の心理学 
刺激反応連合 ← パブロフの条件反射 


ゲシュタルト心理学とピアジェの認識心理学 

コンピュータ

「脳とコンピュータの類似点と差異点をあげなさい」

電気的活動 
情報処理  

情報処理     1956 MIT シンポジウム     サイモンとニューウェル      チョムスキー     ミラー

情報処理パラダイム
   → 人間の精神活動の理解 
認知心理学 1967 ナイサー 
ナイサー Neisser, U. 1967 
  Cognitive Psychology
  「認知心理学」

認知心理学
  感覚入力が変換、縮減、精緻化、保存、復元、使用されるすべての過程をあつかう

学際的性格
情報工学
認知科学 
認知神経科学 


適応論パラダイム
ギブソン Gibson, J. J. 
 機能主義心理学  生態学的視覚研究  ナイサー 日常記憶

 


適応論パラダイム 
    情報の「処理」でなく
 情報の「抽出」
   ↑   外界の構造
→ 適応
    進化心理学 


進化生物学と進化心理学
生得的,遺伝的プログラム  どこまで生得的か

 遺伝的プログラムによる適応  学習による適応

 

情報処理パラダイム と 適応パラダイム
認知心理学とは 人間が,身の回りの事物について
 見る,聴く,感じる
 想像する,思い出す,

 考える,理解する,間違える,
 判断する,迷う,

知 情 意


Reaction paper 課題
認知心理学の心のとらえ方の特徴を、行動主義の心理学と比較しながら、述べなさい。

事前課題(予習)
認知心理学の研究方法をあげなさい
 

© 2018-2024 HIDEYUKI UNUMA

All visitors since 14 Apr. 2018

  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
bottom of page