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第4回 統計的仮説検定の論理 
t 分布を使う


仮説検定
 母分散既知
 テキスト pp.164-171

 1つの平均値の検定
        z分布の利用

例題 6.1a,b
 z分布を使った1つの平均値の検定

6.1 a  片側検定
6.1 b   両側検定

帰無仮説
 両側検定
 片側検定

2つの誤り
第一の過誤 α
第二の過誤 β

検出力 1-β

p 値
帰無仮説が真のときに、誤って棄却する確率
 危険率

Try

 つぎの各文章が正しいかどうか○から×で答えなさい。 平均値の片側検定をおこなうためにzを求めた。

① この場合,片側検定よりも両側検定のほうが有意な結果になりやすい。

② 有意水準が5%の時よりも,有意水準が1%のほうが検出力(検定力)は下がる。 ③ p値とは,帰無仮説が誤っているときに,このzの値か,それ以上の大きさのzが出現する確率である。

母分散未知
  テキスト pp.175-180

1つの平均値の検定
t分布の利用

例題6.2

効果量 d をもとめる  

 

Try
t検定を行う場合,両側検定では片側検定よりも有意な結果が得られやすい。 
   (○ or ×)

検定と効果量
テキスト
pp. 179-180

p値と効果量 d

効果量の補足
効果量(effect size)とは何ですか? (広島大学 生理心理研究室)  http://home.hiroshima-u.ac.jp/nittono/QA.html#Stat

水本 篤・竹内 理 (2008). 研究論文における効果量の報告のために —基礎的概念と注意点—. 『英語教育研究』3ǭƹ 5ȫlj66ǒ  http://www.mizumot.com/files/EffectSize_KELES31.pdf

Try
例6.2 について,以下の各文章が正しいかどうか○から×で答えなさい。

 従来の学習方法による成績の母集団の平均をμ,新しい方法で学習した成績の母集団の平均をμ0とすると,帰無仮説は「μ0= μ」であり,対立仮説は「μ0≠μ」である。  

棄却域は, t≦2.49   である。  

効果量は, d=0.5 であり,中程度の効果の大きさと言える。 


相関関係の検定
無相関検定
例6.4
50 名の学生に 2 つの心理検査を実施した結果、その相関係数は r = 0.38 でした。この 2 つの検査には関連があるといえるでしょうか。有意水準 5 %で検定してください。

提出課題
以下の例題について,t値,p値を算出して解答しなさい。
例6.2
例6.3
例6.4

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