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第1回 

参考資料

■バンデューラのボボ実験

https://www.youtube.com/watch?v=dmBqwWlJg8U

【ビデオの概要】
5分程の映像で、初めに、この実験をおこなったバンデューラが実験の概要を話します。その後、(子どもが観察した)大人の暴力場面、続いて、その様子をみた男の子が人形に対して暴力をふるう場面が出てきます。

バンデューラが話していた内容は以下の通り。
「攻撃行動は、観察するだけで、学習されるだろうか。
この研究では、子どもが、映像で攻撃行動を学習(観察)する。映像は、大人が人形に対して攻撃をしている映像である。


  実験では、子どもが映像をみただけで、攻撃行動を学習したかどうかを測定する。測定方法は、実際の人間ではなくて、ボボ・ドール(人形)に対して、子どもが攻撃をするかどうかを測定する。

    子どもに暴力番組を見せた後に、ボボ人形のところで自然に遊ばせて、行動を観察した。

   その結果、暴力番組を見せなかった子ども(統制群)と比較すると、暴力番組を見せた子どもは、暴力をふるうようになった。しかも、単に人形に対して暴力をふるうようになっただけではなくて、それまで使ったこともなかった銃に対しても、興味を抱くようになった。


 映像の中で、子どもが銃をもってボボ人形を殴っているシーンがあった。これは、初めに大人が暴力をふるっているシーンでも、大人は銃を持ち出したりしていない。それにもかかわらず、子どもは銃を持ち出して、殴るようになった。(そのような新しい攻撃行動が観察されたことを、バンデューラは強調していた。)」

■面接法(半構造化面接)の例で紹介した研究論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssp/13/1/13_KJ00003724753/_pdf/-char/ja

■国際比較研究で話した松井洋先生の愛他性論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssp/13/2/13_KJ00003724776/_pdf/-char/ja

■実験の例【論文】緑を眺めることによる効果

〈アドバイス〉英語の論文で、30ページと長いので、興味のある人は気楽な気持ちで図表だけでもながめてみよう。

https://psych.utah.edu/_documents/psych4130/Ulrich%20et%20al_1991.pdf

■事例研究で紹介した「視覚開眼者」の研究は、放送大学〈知覚心理学〉のテキストに詳しく載っています。

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■実験法の例で紹介した研究「緑を眺めることによる効果」は「観光の社会心理学」(北大路書房)に掲載されています。

https://honto.jp/netstore/pd-book_02665278.html

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