第７回　視覚的注意

：注意と意識

 

注意とは

情報選択機能

 

視覚，聴覚，触覚，，，，

 

視覚的注意　visual attention

 

注意の存在証明

固視（注視）　と　注意　の区別

 

損失利得法　cost-benefit method

 

 

 

 

 

手がかりの確からしさ

標的　

 80%　　手がかりの位置 ：有効条件

 20%　　手がかりと反対の位置：無効条件

手がかりなし ：中立条件

 

反応時間

　 　無効条件＞中立条件＞有効条件

損失 利得

 

 

 

固視点＋　とは別に注意を配分

 

空間的注意の配分　

スポットライト

ズームレンズ

注意の時間空間的限界

 

 

変化の見落とし

change blindness

 

フリッカー法

 

風景の中のすべてのオブジェクトを知覚することはできない

 

注意の瞬き

　　　attentional blink

 

 

RSVP法

　　

 

高速系列視覚呈示法(RSVP法)

500 ms 以下→第２標的　見落とし

注意の瞬き

第１標的の処理が第2標的の処理に影響

 

→選択的注意には一定の処理時間が必要

 

注意の瞬き Attentional Blink

 

注意の特性の変化

 

ビデオゲーム

注意の瞬きが減弱（処理が速くなる）

 

選択の見落とし

　　choice blindness

​

https://www.youtube.com/watch?v=wRqyw-EwgTk

 

視覚探索 visual search

ポップ・アウト　pop-out

 

結合探索

知覚と注意

視覚的注意

視覚探索

 

並列探索

 

直列(系列)探索

​

​

特徴統合理論

Feature Integration Theory :

   トリーズマン　Treisman, A., & Gelade, G., 1980. 

 

基礎特徴　feature

→　並列処理　parallel search

線分の方位，色，（両眼視差） 

ポップアウト

 

 

 

 

基礎特徴の結合（結合探索　conjunction search）

→　直列処理　serial search

 

　特徴の統合　feature integration

　      ↑焦点的注意　Focused attention

　　

　

 

意識と無意識

結合錯誤

注意がうまく働いていない

 

特徴の処理　独立

特徴の統合　位置　注意⇒　意識

 

意識　処理のモニター？

探索効率

標的と妨害項目の（非）類似性

 

妨害項目間の類似性

 

 

効率的探索

　10 ms / 項目

 

一般に，ターゲットと妨害項目を入れ替えても，ポップアウトが生じる

「探索の対称性」

 

ある刺激では，

「探索の非対称性」　　search asymmetry

が生じる

　

 

基礎的な特徴　→　探索の非対称性

ターゲットの時にポップアウト

妨害項目の時にポップアウトしない

 

　　

標的の出現頻度

出現頻度　低い

⇒　見落とし率　増加

注意と探索履歴

文脈手がかり効果

 

標的：同じ位置への反復提示　⇒　効率的探索

 

 

潜在的な配置の表象（記憶）

 

視覚的印づけ

 

妨害刺激の抑制的除外

 

⇒　探索効率の上昇

 

復帰の抑制

 

損失利得法

　手がかり有効条件　

３００ms　を超えると，標的検出が遅くなる

 

一度ある位置に注意を向けると，その位置には再び注意を向けない

 

 

抑制的タグづけ

 

一度注意をむけた妨害刺激の位置への注意が抑制される

 

記憶駆動型モデル

記憶非拘束型モデル

 

オブジェクトベースの注意

 

 

 

無視と閾下知覚

非注意による見落とし

​

https://www.youtube.com/watch?v=VkrrVozZR2c

​

二重課題

 

 

二重課題→注意の分割可能性

 

情報による分割可能性の差

注意されなかった情報の運命

注意されなかった情報　→　想起されない

 

処理されなかったのか？

負のプライミング効果

注意されなかった情報

→　抑制

“負のプライミング効果”

 

　カテゴリーが抑制される　←　意味まで処理

閾下知覚

 

閾下知覚　⇒　選好　preference に影響

​

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Reaction paper 課題 

負のプライミングはなぜ生じるか？