第15回 メンタルトレーニング(2):具体的な技法
試験について
ノート、テキスト、コピーなど持ち込み可
Reaction paper 課題で復習しておくこと
授業で取り上げた範囲のみ
メンタルトレーニング②イメージ技法
内的イメージ 外的イメージ
自分が実際にプレーを行っているイメージ
→ 試合のリハーサル
自分のプレーを第三者的に観ているイメージ
→ 戦術、戦略を考える
イメージの機能、役割、鮮明性
メンタルプラクティス
身体を動かさない運動
心理的働きかけ → 試合に直結
感覚や感情が鮮明
イメージ技法
イメージストーリー
目を閉じる
腹式呼吸 暗示呼吸
目を覚ます 消去動作
記録
メンタルトレーニング③認知行動技法
理論的背景
認知行動技法 ← 学習理論
行動理論 刺激ー反応
レスポンデント条件 オペンラント条件づけ
社会的学習理論
認知理論 認知の枠組みの変容
認知療法
→ 認知行動療法
セルフモニタリング
自分の行動・思考を観察し記録
行動や思考を把握し管理する技法
行動変容: 観察可能な行動、前後の状況
→ 不適切な行動を維持する要因
認知変容: 自動思考 状況 感情 行動
→ 不合理で否定的な認知を明らかに
目標設定技法
セルフモニタリング アセスメント
→ 課題 改善策
具体的で実現可能な目標
挑戦意欲が湧くような目標
評価可能な行動を設定
認知再構成法
出来事や状況 → 捉え方、解釈 → 行動
自動思考 → 感情の変化、生理的変化
媒介信念 中核信念 : 強固に習慣化
認知の再構成
① 思考の特徴に気づく
② 思考の特徴が感情に影響を与えること
③ 思考の妥当性を再検討 新しい考え方
④ 新しい考え方を活用 有効性を確認
コーピングカード
想定される場面 → 活用できそうな考え方
パフォーマンス・ルーティン
セルフトーク(自己教示)
新しい考え方を実施
「合理的」「現実的」「挑戦的」「自己肯定的」
チームスポーツの
メンタルトレーニング
集団目標 → メンバーが異なる役割
集団効力感 ← 成功体験、動機づけ
リーダーシップスタイル、凝集性
ペアの相性トレーニング
チームビルディング
グループカウンセリング(表Ⅷ-2)
Reaction paper 課題
運動の発達と認知の発達はどのように関係しているか、例をあげなさい。
運動の発達(運動遊び)と社会性の発達はどのように関係しているか、例をあげなさい。
熟練者のスポーツ場面の記憶が優れているのはなぜか?
運動の学習において、一定練習と変動練習は、どちらが有効か?
運動の学習において、どのようなフィードバックが有効か,まとめなさい。
スポーツへの参加、継続を動機づけるには、どのような原因帰属が望ましいか?また、望ましくない帰属にはどのようなものがあるか?
個人の課題志向性は,スポーツ行動への動機づけにどのような影響を与えるか,具体的に述べなさい。
PM理論におけるリーダーの役割について簡潔に述べなさい。
ソーシャルスキルにはどのようなものがあるか?
ストレッサーに対する一次評価と二次評価とは何か?
運動行動を変容させるためにはどのような技法があるか?
リラクセーション技法には、具体的にどのような方法があるか?