心理学統計法(応用)
第13回 重回帰分析(1)
重回帰分析とは
Try 1 表9.2.3a、9.2.4aから、変数Yと関係の深い変数Xを2つ選びなさい。
Try 2 変数Yを何と呼ぶか、次の中から選びなさい。 (①独立変数 ②剰余変数
③従属変数 ④説明変数 ⑤基準変数)
Try 3表9.2.4bから、2つのモデルの説明率(決定係数)を指摘しなさい。
復習課題1
問題
英単語を覚えるための5つの学習方法の効果を調べるために,1〜5の各条件に無作為に10人ずつを割り当てて学習させた後に,同一のテスト(再生テスト)を実施した。その結果,以下の表が得られた。
表1 学習条件別の記述統計
学習方法 1 2 3 4 5
平均再生数 7.00 6.90 11.00 13.40 12.00
標準偏差 1.83 2.13 2.50 4.50 7.74
度数 10 10 10 10 10
表2 分散分析表
SS df MS F
学習方法(群間) (a) 4 87.88 (c)
誤差(群内) 435.30 (b) 9.67
全体 786.82 49
(1) 学習方法と再生テストの成績をそれぞれ何と読んだら良いか,以下からそれぞれ1つ選びなさい。
学習方法(①独立変数 ②従属変数 ③剰余変数
④誤差変数)
再生テスト成績(①独立変数 ②従属変数
③剰余変数 ④誤差変数)
(2) このような実験計画を何とよぶか,以下から選びなさい。
① 2要因被験者間計画 ②2要因被験者内計画
③1要因被験者間計画 ④1要因被験者内計画
(3) 分散分析表の空欄 (a) (b) (c) の値をもとめなさい。
(4) 学習方法の要因について,どのような結論が得られたと言えるか,文章で述べなさい。