第２回　視覚的注意（２）

注意と意識

 

 

意識と無意識

結合錯誤

注意がうまく働いていない

 

特徴の処理　独立

特徴の統合　位置　注意⇒　意識

 

意識　処理のモニター？

​

探索効率

標的と妨害項目の（非）類似性

 

妨害項目間の類似性

 

 

効率的探索

　10 ms / 項目

事前課題

探索の非対称性とは何か

 

一般に，ターゲットと妨害項目を入れ替えても，ポップアウトが生じる

「探索の対称性」

 

ある刺激では，

「探索の非対称性」　　search asymmetry

が生じる

　

 

基礎的な特徴　→　探索の非対称性

ターゲットの時にポップアウト

妨害項目の時にポップアウトしない

 

　　

標的の出現頻度

出現頻度　低い

⇒　見落とし率　増加

注意と探索履歴

文脈手がかり効果

 

標的：同じ位置への反復提示　⇒　効率的探索

 

 

潜在的な配置の表象（記憶）

 

視覚的印づけ

 

妨害刺激の抑制的除外

 

⇒　探索効率の上昇

 

復帰の抑制

 

損失利得法

　手がかり有効条件　

３００ms　を超えると，標的検出が遅くなる

 

一度ある位置に注意を向けると，その位置には再び注意を向けない

 

 

抑制的タグづけ

 

一度注意をむけた妨害刺激の位置への注意が抑制される

 

記憶駆動型モデル

記憶非拘束型モデル

 

Reaction paper 課題１

視覚探索における履歴効果には

どのような例があるか？

 

 

注意とオブジェクト

複数オブジェクトの追跡

 

https://www.youtube.com/watch?v=MGBNj5i62Wo

 

オブジェクトベースの注意

 

 

 

無視と閾下知覚

非注意による見落とし

二重課題

 

 

二重課題→注意の分割可能性

 

情報による分割可能性の差

注意されなかった情報の運命

注意されなかった情報　→　想起されない

 

処理されなかったのか？

負のプライミング効果

注意されなかった情報

→　抑制

“負のプライミング効果”

 

　カテゴリーが抑制される　←　意味まで処理

閾下知覚

 

閾下知覚　⇒　選好　preference に影響

 

 

Reaction paper 課題 2

負のプライミングはなぜ生じるか？

 

 

次回への事前課題

「典型的見え」とは何か