視覚系の構造（２）：脳と視覚 

 

事前課題

• Pp.16-18 「初期視覚領（一次視覚野）」では，どのような処理が行われているか？

 

初期視覚領

• 第一次視覚野　（V1）

 

• 単純細胞

– 　方位選択性　

– 　受容野の特定の位置

• 複雑細胞

– 　方位選択性

– 　大きな受容野：位置によらない

 

 

 

• Hubel & Wiesel

https://www.youtube.com/watch?v=IOHayh06LJ4

 

 

 

• Simple cell, Complex cell, & Hypercomplex cell

https://www.youtube.com/watch?v=8VdFf3egwfg

 

パンデモニアム

 

 

イメージ・　特徴 　　　認知 　　　決定

　デーモン⇒ デーモン ⇒ デーモン⇒デーモン 

 

• 機能コラム

– 　方位選択性

– 　眼球優位性

– 　色，明るさの選択性

 

Reaction paper 課題

• １次視覚野の機能は，どのような点で選択性をもつか？

 

複数の経路

網膜　 ⇒　 一次視覚野

  大細胞系   （桿体細胞　→　M神経節細胞）

　　高い光感度，時間解像度：早い反応

小細胞系　 （錐体細胞　→　P神経節細胞）

高い空間解像度，色選択性：遅い反応

​

​

眼球運動

１　眼球運動の種類

– 随意的

– 不随意的

 

２　固視微動

– 輪郭情報の持続的な抽出

– 静止網膜像⇒「かたち」の消失

 

ジター錯視

http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/visualJitter/ja/

​

３　サッケード

跳躍運動　←　静止対象

　 cf. 随従運動　←　運動対象

 

サッケード抑制

　位置の恒常性／視覚世界の安定性

 

サッケードの時間特性

 　サッケードの開始：　160ms の遅れ

　

サッケード間の統合

　　サッケード間の加算的統合ではない

 

 

 

 

自発的能動的に頭，眼を動かしても

外界は静止

 

　動眼筋　麻酔：外界がゆれる

　逆転眼鏡　視野のゆれ

 

次回への事前課題

• P.34 「プルキニエ移行」とは，どのような現象か？