第9回:視覚情報処理(1)
空間的特性
事前課題
• 視覚探索 visual search において,「ポップアウト」とはどのような現象か?
一目でわかること
• 固視と有効視野
固視した状態で瞬時に(300 ms)
視角10° 近中心窩
テクスチュア分凝
テクチュア分離
• テクスチュアの類似度
– 低次視覚
• n次統計量
– 1次,2次統計量の差 → 分離可能
• テクストン理論
– 局所的な表現素
方位,小塊,端点,交差
– 2段階フィルタリングモデル 空間周波数,方位 :第一段階
– 広い受容野:第二段階のフィルター
• 大きさの効果
• 単一の特徴 ⇒ 分離
• 複数の特徴の組み合わせ
視覚探索とポップアウト
• ポップアウト
標的を探す ⇒ 反応時間
妨害刺激の数の依存しない
低次視覚の特性
視覚探索 visual search
ポップ・アウト pop-out
Reaction paper 課題
• 視覚探索 visual search において,「ポップアウト」とはどのような現象か?
• 周辺視でのポップアウト
RSVP課題 (高速系列視覚提示)
二重課題
周辺視 : ポップアウトしない?
周辺視でも ポップアウト
二重課題
• 二重課題→注意の分割可能性
情報による分割可能性の差 プライミング
• ポップアウトのプライミング
予期 → ポップアウトを促進
プライミング priming
注意されなかった情報の運命
• 注意されなかった情報 → 想起されない
処理されなかったのか? 負のプライミング効果
• 注意されなかった情報
→ 抑制
“負のプライミング効果” 知覚の範囲(注意の範囲)
• Reaction paper 課題2
いくつの点があるか,答えなさい。
• スービタイジング
数える
瞬間的な把握 4~5項目
それ以上は 1個/250~350 ms
次回への事前課題
• 「部分報告法」では,何が求められるか?